お寺ネット「写経研究室」 本文へジャンプ
写経の効果


写経で脳イキイキ
平成18年1月4日 サンケイ新聞に記載されました記事を紹介します

認知症の改善や防止策として、脳を活性化するのに最も効果が高いのは「写経」であることが、川島隆太・東北大学教授と学研の共同研究で分かった。脳の活性化が高いほど認知症の治療や予防に効果があると考えられており、写経は認知症の改善アイテムとしてクローズアップされそうだ。日本の脳機能研究の第一人者として知られる川島教授らのグループが、平成15年から翌年にかけて、仙台市内の高齢者延べ千人を対象に、オセロゲームやくるみ握り、はり絵、あやとりなど高齢者の脳を活性化させるのに役立つとされる百六十種類を実験した。大脳の血流量の変化を二十四点で計測する機械「光トポグラフィ」を頭に装着。作業中に、人間らしい行動の抑制やコミュニケーション、学習をつかさどる「前頭葉」の左右と、空間認識などをつかさどる「前頂葉」の左右の変化を調査した。作業前の平穏時を基準とし、脳が最高に活性化していることを示す数値であるプラス3から、脳がリラックスした状態を示すマイナス3までの11段階で判断した。その結果、写経で、前頭葉、前頂葉の左右、いずれも最高のプラス3を記録。昨年には百人一首を書写する実験を行い、音読しながら書き写す作業の効果を確かめ、前頭葉が左右ともプラス2を示した。一方、脳を活性化しそうに見えるオセロゲームは、前頂葉に変化がなく、前頭葉にマイナス3の値が出て、リラックスグッズであることが判明した。学研は実験結果を冊子「高齢者のアクティビティグッズ」として、全国各地の特別養護老人ホームや自治体など約3万3000ヶ所に無料配布。今年からは東京都府中市の高齢者を対象に、研究結果を活用しながら予防効果の調査に乗り出す。同社は「個人の勘や経験上、認知症の治療や予防に効くとされてきたグッズの効果に、科学的証明を与えた形となった。実験結果を認知症予防の現場でのグッズ選びに活用してもらいたい」としている。





    写経の指導 水子供養めお寺  東京 本寿院