お寺ネット 写仏研究室


目次

写仏とは?
写仏に必要なもの。
実際に描いてみましょう。
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実際に描いてみましょう。


写仏は高価な道具や特に専門的な道具は必要なく、誰でも気軽に始めることのできる仏道修行の一つですが、仏様のお姿を描く修行ですので最低限の礼儀・作法は必要となります。


1、身体を清め整える。
手を洗いうがい等も済ませ服装も堅苦しくするまでは必要ありませんが、あくまで仏道修行ですので最低限の身なりは整えてください。飲食をしてそのまま写仏に入るということは避けましょう。


2、墨・筆の準備。
細い線を描くことの多い写仏ではしっかりと墨がすれていないと、濃淡が出てしまうことがあり美しい仕上がりになりません。何度かためし描きをしてむらのない線が描けるまでよく墨をすってください。
筆は新しいものはのりがついております。また、使用する部分しかのりを落とさない方もおられるようですが、筆は根元までしっかりおろしましょう。


3、下絵・用紙の準備。
下絵と用紙を重ね上部だけをクリップ等で傷のつかないようにとめます。その際に用紙の表裏はよく確認するようにしましょう。


4、筆を取り描く
筆に墨を適量つけ余分な墨は筆先を整えつつ落とします。筆はなるべく立てて真っ直ぐに持つほうが、しっかりとした線がひけます。
描き始めは基本的にどこからでもかまいませんが、お顔は最後にされるのがよろしいでしょう。描きづらいところは用紙を動かしたり、身体を動かしてもかまいません。しかし、他の方に迷惑をかけたり無作法にならない程度に配慮しましょう。
けして早く描き終わろうと急いだりしないように。


5、浄写する。
慣れないうちはなかなかうまく描けないかもしれません。思い通りにいかない・途中で嫌になってしまったという理由で、描き直すということは良いことではありません。
お顔はちょっとした線のずれで表情が変わってしまいます、特に集中して描くようにしてください。
瞳はとりわけ重要です、やや伏目がちに入れるのがよろしいと思います。


6、白毫(びゃくごう)を入れる。
写仏はどこから描きはじめてもかまいませんが、白毫は最後に入れることに決まっておりますので丁寧に集中して入れましょう。白毫を最後に入れれば完成ですが、彩色をすることもあります。

白毫(びゃくごう):仏様の眉間にある小さな丸のこと。白毫は右回りのらせん状の白い毛で、伸ばせば長さが1丈5尺(約4.5m)あるとされています。仏の慈悲の光がここから発するといわれています。


7、完成したら。
写仏した仏様のお名前、年月日、ご自身のお名前を余白に書き入れます。そして、機をみてお寺に納めましょう。手元に置いておきたい場合は額などにいれ、毎日お手を合わせる等して粗末に扱うことのないようにしましょう。


こちらの書籍で詳しく解説されています。
『写仏−えんぴつで「十三仏」を描き心を清めましょう』高木祐心(裕芳)師監修

写仏に関する書籍はこちらでも購入できます。



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