お寺ネット 写仏研究室
目次
写仏とは?
写仏に必要なもの。
実際に描いてみましょう。
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写仏とは?
お経を書き写す「写経」(しゃきょう)に対して、仏様のお姿(仏画)を描き写すのが「写仏」(しゃぶつ)です。「絵を描くのは苦手」という方もいらっしゃるでしょうが、「上手か下手か」ということは問題ではありませんし、宗派も関係ありません。まずはお気軽な気持ちから始められてかまいません。写仏は最も簡単に始めることのできる仏道修行のひとつです。「写仏」をしようと発心(ほっしん:始めようと思う気持ち)することが大切なことです。
写仏の歴史はたいへん古いもので、平安時代に弘法大師空海が始められたとも伝えられています。写仏には仏画や仏像を見ながら写す方法と、お手本となる下絵の上に用紙を重ね描き写していく方法があります。今日では写仏というと後者が広く一般的となっています。
お手本となる仏画を描くといっても写仏は、仏画をただ正確にコピーするように描けばよいというものではありません。もっとも大切なことは「御仏様を描かせていただく」という心です。同じ下絵をお手本にしても、写す人によって仏様が表情を変えてしまう写仏は、その人のその時の心を映し出す鏡ともいえるでしょう。
写仏は描き始めると知らず知らずのうちに時間を忘れるほど集中していきます。仏様を描くということに集中することで心が落ち着き、世間の喧騒に疲れた現代人の心を癒し明日を生きる活力を与えてくれます。また、心の癒しの効果だけでなく、脳の活性化にも効果があると言われています。
ここ数年、年配者はもとより、OL、ビジネスマンにも広く受け入れられています。通信講座も受講することができますし、関連書籍も多く出版され手軽に手に入れることができるようになっています。
インターネット上でも詳しい手順やお手本を公開しているサイトもあります。お寺まで足を運んだり遠方まで行かずとも自宅にいながらでかまいません。お気軽な気持ちで始めることがまずは第一歩です。