第一影響
ところで多くの水子供養の中から実情をみると、まず第一の影響に同系列の子供があげられる。現在の子供の情緒障害など難しい問題をかかえた背後には必ずといってよいほど水子があるという事実がある。これには母親、父親が異なっても影響度があることを認めざるを得ない。
ある男性が過去に女性と関わりをもって水子があった場合、現在の妻との子供も同系列としての関係が生ずる。逆の場合も同様で、一方の親が違っても子供には変わりない。この影響はまさに実例をみていて不思議というほかない。
第二影響
第二の影響は両親である。夫の仕事がはかばかしくない、うまくいったと思うとまた悪くなるというくりかえしをしている人。またしばしば事故に見舞われたり病気の絶え間ない人。女性の場合は常に頭痛があったり、足、腰などが痛いとか、自覚症状がありながら医師の診察を受けても何でもないという例が実に多い。
到着した礼状の中から実例を拾ってみると、夢の中に子供が出てくる、子供の泣き声が聞こえる。たびかさなって水子にした数のローソクが立っている夢をみるとか、怪奇現象を訴える人さえある。中には人工中絶してからノイローゼになったとか熟睡できないなどの訴えがある。
そして水子供養をしたことによって、それらのことが除去されたという礼状が数多く届いている。霊的な諸現象は、その人だけしか知ることができないかも知れないが、現実にそれがとり除かれたことは喜ばしいことである。心理学的にみれば、いずれも深層心理のゆがみとして悩みがとり除かれたために、これらの現象がなくなったのである。
しかし心理的であろうと肉体的であろうと、その現象がとり除かれたということは供養されたかいがあったというものである。仕事がおもわしくない人が供養されてからトントン拍子に出世し、肝臓の病も全快し、息子が国立大学に入学するという二重三重の喜びに感謝されている人もある。
第三影響
第三の影響は末代である。孫がおかしくなって供養に来られるお年寄りもおられる。若い頃の水子の影響がいざ子供を産みたいと思った時に災いして子供が出来ないことに気がつき、供養をしてから懐妊したという例は数多い。
このように不運に悩まされている人の背後に供養されていない水子が非情に多くの場合存在し、それを供養することによって素晴らしい結果を得、運を開き幸福を手にしたということはいったい何を意味し何を物語るのであろうか。
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